寄り道のススメ

関西を中心にぼちぼち芝居しています ののあざみ のblog

真夏の極東フェスティバル「エダニク」×「サブウェイ」

昨年出演させていただきました極東退屈道場「サブウェイ」がなんと再演します!
キャスト、スタッフも初演時のメンバー+α集結で、なんともしあわせなことで
ございます。

しかも!!!今回は、「真夏の會」さんの劇作家協会新人戯曲賞を受賞した
「エダニク」との、合同公演という形です!
 
真夏の極東フェスティバル「エダニク」×「サブウェイ」
 
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★合同公演、特設サイトはこちら!

「サブウェイ」(極東退屈道場)
作・演出/林慎一郎 振付/原和代
出演/あらいらあ、小笠原聡、門田草(FellowHouse)、
井尻智絵(水の会)、後藤七重、猿渡美穂、中元志保、ののあざみ
 
「エダニク」(真夏の會)
/横山拓也(売込隊ビーム) 演出/上田一軒(スクエア)
出演/夏、原真(水の会)、緒方晋(The Stone Age)
 
【料金】(日時指定・自由席)
前売:2500円
当日:2800円
2公演通し券:4500円
平日マチネ割引:2000円(前売・当日とも)

◎伊丹公演
2011年
8/11(木) 15:00【極東】 19:30【真夏】
8/12(金) 15:00【真夏】 19:30【極東】
8/13(土) 14:00【真夏】 18:00【極東】
8/14(日) 11:00【極東】 15:00【真夏】

※開演の40分前受付開始、開演の30分前開場。未就学児の入場不可
※平日マチネ割引 8/11 15:00 および 8/12 15:00
 
【会場】 アイホール
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4−1 tel:072-782-2000
 
◎東京公演
2011年
8/25(木) 15:00【真夏】 19:30【極東】*1
8/26(金) 15:00【極東】 19:30【真夏】*2
8/27(土) 14:00【真夏】*3 18:00【極東】*3
8/28(日) 11:00【極東】 15:00【真夏】

※開演の40分前受付開始、開演の30分前開場。未就学児の入場不可
※平日マチネ割引 8/25 15:00 および 8/26 15:00
※8/27 14:00の回は託児サービス有り(要予約)
〈イベント託児 マザーズ〉0120-788-2220-1歳 2000円 2歳以上 1000円

アフタートーク  *の回はアフタートークがあります。
*1:楫屋一之(世田谷パブリックシアター劇場部長)
*2:中屋敷法仁(柿喰う客)
*3:竹内佑(デス電所)×丸尾丸一郎(鹿殺し)を迎えてのクロストーク(昼夜とも)
 
【会場】 王子小劇場
〒114-0002 東京都北区王子1丁目14−4 佐藤電機ビル王子佐藤ハイム B1F
tel:03-3911-8259
 
【チケット取り扱い】
ライトアイ 06-6447-8243 http://righteye.jp/
アイホール(伊丹公演のみ) 072-782-2000 http://www.aihall.com/
 
【スタッフ】
舞台監督/塚本修 〈CQ
舞台美術/柴田隆弘
照  明/魚森理恵 〈GEKKEN staff room〉
音  響/あなみふみ〈ウイングフィールド〉
衣  装/福田尚子
制  作/笠原希((株)ライトアイ)、尾崎雅久〈尾崎商店〉
宣伝美術/清水俊洋
写真撮影/石川隆三
 
【お問い合わせ】 ライトアイ 06-6447-8243

「サブウェイ」
地下鉄を巡る七日間。
満員電車に揺られる乗客達の姿が、ダンスとモノローグで点描される。
歴史の積み重なりが創りだした地面の下に深く潜り、景色の見えない車窓と
膨大な広告に囲まれながら、ただただ目的地を目指す人々の噂やため息が、
トンネルにコダマし絡み合う。
それは次第に、都市に暮らす故郷喪失者たちの姿を可笑しくも鋭く浮き彫りにしていく。
そして、神が地球を創ったといわれる七日が過ぎたとき、サブウェイは、また新たな月曜日を走り出す。

北村想~「サブウェイ」によせて
「動く」ということは、「演技において、ナンの意味もナイ」。あるのは動きによって生ずる「作用」だ。
今回の林作品『サブウェイ』では舞踏がつかわれる。舞踏による「動き」は、演劇よりも抽象的になる。
つまり、その「作用」は観客のイメ-ジに想像力もしくはメタファ-を強く与えるということになる。
舞踏が演劇より現実離れしているのは、そのためだ。
ところが、必ずしも現実的なもの(real)が抽象的なものよりも、現実性(reality)があるかというと、
そうでもナイのだ。ここに、人間の心的な対象識知のオモシロさがある。
つまり、私たちは如何なる対象を認識するときも、その対象に少なからず自身の心象イメ-ジを
含めているのだ。100人の観客がいて100人によくワカル演劇があっても悪くはナイが、私は、
演劇というものは、100人の観客がいれば5人くらいがオモシロがれば、それでいいとさえ考えている。
余談になるが、「私の漫画は100人のうち、一人にしかわかりませんよ」といったのは、手塚治虫さんだ。