日はあけちゃいましたが、昨日26日はウルマの倉庫撤収日でした。
アグリーがいっちゃん最後だったので、他の倉庫部分はもう何もない状態。
またひとつ終わってゆくのだなぁ・・・なんて感傷に浸る間はやっぱりなく、
午前１０時から作業は怒涛のごとく始まったのでした。
女子ばかりのアグリーでは、重い重い荷物は大変だろうと、頼れるメンズが
集まってくれました。前田さん、スジョン、マツコ、みたむー、ありがとう！
本当にありがとう！！！ＴＯＴ
いけいけやれやれとせっせこ荷物を運んでいると、何やら雲行きが怪しい。
ポツポツ・・・。
ん、雨？
いや、みぞれ？・・・て、軽く吹雪いてるやん！
なぜ？なぜ、今日の日にこんなお天気なの！？
何か悪いことしたかしら、私たち！！！神様のいじわる！
寒さと雨に濡れながら、それでも作業を進めていると今度は・・・。
『・・・これ全部トラックに入るのか？』
誰もがそう思い始めたころ、さらに一層ひどくなる雨あられ。
トラックは、廃棄用に４トン車を手配していたのだけれど、３分の２
くらいの状態ですでにほぼ満杯。
今日、絶対に撤収しなければいけないウルマー。
雨に濡れる私たち。
途方に暮れかけたその時、
「もう１台、トラック来てもらうことになったから～！」
座長の一声。大人の決断です。
結局、４トン車２台ですべてを廃棄できました。
こんなに溜め込んでいたんだなぁー。びっくり。
また使うかもしれないと思いつつ残していたものも、迷いなく捨てて。
終わってみればとってもスッキリした気分になりました。
で、なんにもないウルマー。
んもう。この二人は何やってんだろう・・・。
何もない空間を見て、初めてウルマーに一歩足を踏み入れた瞬間を思い出しました。
これから何かが始まるんだと思ったあのワクワク感。
ウルマーは終わってしまうけど、劇団も終わりに近づいているけど、今、なぜだか
あのワクワク感に似た感情がフツフツと心の中に沸いているのを感じるのです。
さて、これは何なのでしょう？
来年はどんな年になるのでしょう？
私たちはどこへ進んでいくのでしょう？
答えは何もないけれど、希望だけはあるのです。
そんなことをふと考える、２０１０年の年の暮れ。
