寄り道のススメ

関西を中心にぼちぼち芝居しています ののあざみ のblog

天使たちのいる場所

イメージ 1

昨日、栗東芸術文化会館さきらで行われた「ロビンフッド・楽園の冒険」
というお芝居のボランティアスタッフに行ってきました。

作・演出は南河内万歳一座内藤裕敬さん。
出演者は、福祉障害者施設のあざみ寮・もみじ寮の寮生の皆さんをはじめ、
滋賀県内でハンディキャップを持ちながらもダンスや歌などの表現活動を
されている方々を集め総勢約260名の大所帯!

私は、昨日の本番日当日しかお手伝いにいけなかったけど、この日のために
何日も前から南河内万歳一座の皆さんをはじめ様々な人達が、あざみ寮・
もみじ寮に泊まりこみで、衣装、小道具などの舞台の製作をされていたそうです。

たった本番日の1日でどこまでのお手伝いができるのか不安だったけれど、
小屋に行けば、元ダッシュのべっちや、先週アグリーを観にきてくれた異国幻燈舎
の赤城君も来ていてなんだかほっと一安心。

今日の私の仕事。それは出演者の皆さんのメイク。
メイクと言っても人数が半端じゃない!いくつかのグループに分かれている
とはいえ担当する人数はざっと60人くらい・・・。ひえぇ~だわ。
ベースメイク班と、眉や口元などを整えるポイントメーク班に分かれて作業開始。
「今日は楽しみだね。」「がんばろうね。」なんて話をしながら、化粧水→
ドーラン→粉はたいて→ほお紅の作業の繰り返し。
綺麗になるとうれしそうに笑ってくれる笑顔がなんだか嬉しい。

時間内にメークを終了して、さぁ、後は本番を待つのみ。
「どんな舞台なのか楽しみだなぁ。」とすっかり観るモードだった私に、万歳の鴨さん
とあきさんから「大あざみ(万歳一座の方々はわたしをこう呼ぶ)。中川さんに付いて
サポートしてくれへん。」と一言。鴨さんもあきさんも中川さんのいる「おもろい組」
の担当だけど、いろんな段取りの関係で少し足の不自由な中川さんにずっと付くことが
できないでどうしようかと思っていたとのこと。

サポートはいいけど、それって、つまり・・・えっ!舞台に一緒に出るんですか!?
今日来たところで、あの、お話もなんもわかってないんですけど、いいんでしょうか?
と一気に不安モードに襲われた私に「大丈夫。大丈夫。まわり見ながら一緒の行動
すればOKやから。」と軽く返される。そして渡される台本と紐。サポートスタッフ
はみんな台本を肩からさげて舞台にあがる。スタッフTシャツも着用した私はすっかり
本番の準備ができてしまった・・・。

あらま、気が付いたらえらい長く書いてしまったわ・・・。
ということで続きは次回。