数年ぶりにふらりとひとり旅に行ってきました。
時間と旅の資金が確保できたと、どこかに行こうと思ったのが9月のはじめ。
いっちょ海外に行くか!とも考えたけど、ひとりで行くの久しぶりだし、国内のほうが
いいかなと、昨年から気になっているやちむん(陶器)を探しに沖縄に行くことに決定。
ひとりでホテルは寂しい(お金もかかる)かしらと、今回ドミトリーにも初挑戦!
これが大成功で、宿のオーナーさんはじめ同宿の人たちや地元アーティストの方々など、
たくさんの人と出会う楽しい旅となりました。
ある日、同宿だったHちゃんと車で北部を散策。
水族館に行こうくらいしか考えてなかったんだけど、誰かと一緒に行くと旅のプランは
広がるものでして、橋を渡ればすぐ行ける瀬底島に寄りました。
1周8kmというとても小さな島。あっという間に橋と反対側の瀬底ビーチに出れますの。
これぞ沖縄の海だぜっていうサンゴの白い砂浜に七色の海。
強風に吹かれて長くはいられなかったけど、サンゴ拾ったり、そばにあった洞穴(かなり
深そうだった)を覗いてみたりしてビーチを満喫。
人が少ないビーチって最高!泳げればもっとよかったんだけどなー。
瀬底ビーチを後にして向かったのが、美ら海水族館。
眼前に広がるエメラルドビーチ。整備された海洋公園。水族館に入らなくてもイルカショーや
ジュゴン、海亀は見ることができるんだね。これだけでも充分楽しめるわ。
いやいや、せっかく行きましたからね、もちろん入りましたよ水族館。
大水槽はジンベイザメ3匹に巨大マンタと大迫力。
南国の水族館ならではの海洋生物がいっぱい。
ニモかわいかったぁー。
エメラルドビーチ近くの、備瀬のフクキ並木にも寄り道。
1歩足を踏み入れると、こんな景色。
どこまでも続く並木道。トトロの森みたい。
そして、今回の旅の目的のやちむん(沖縄の焼物)ももちろん堪能しました。
宿近くの壺屋は初日と最終日に。車を借りて読谷村にも足を伸ばしました。
やちむんの里は、集落全体が建物も含めて大きな美術館みたいだったなぁ。
場所によって、作り手によって少しずつ風合いの違うかわいい沖縄の焼物たち。
眺めているだけでも楽しいけど、わたし、作りたかったのよね。
で、作りました。はい、これ。
一日の体験でできるのはここまで。この後は職人さんが器の形を整えてくださって、
焼いて送ってきてくれるの。全部やりたいなら長く滞在しないとできないんだって。
そりゃそうだ。でも、出来上がり楽しみだなー。早く届かないかなー。
そして、何より刺激的だったのは、やちむんに携わる方との出会い。
ひとりは、陶芸教室の受付をされていたSさん。
陶芸体験を申し込みに行った日に、お茶をいただき話し込んでしまって気がついたら夜の11時。
すっかり意気投合してしまって、最終日も一緒に飲みに行ってしまった。
やちむんの修行をしながら働くために関東から沖縄に移り住んだSさん。
若いのにすごい決断やなと思った。でも、それだけの魅力が沖縄に、そしてやちむんにあるのも
わかるなぁと。
もうひとりは、宿に隣接するアートギャラリーで展示会をされていた陶芸家のTさん。
最終日にお会いすることができて、器のお話をいろいろお伺いしました。
Tさんのやちむんは、Bar de La Grandeで使用していますので、よかったらBARに遊びに
きてください。(宣伝です。)
ゆっくりまわれば満足するかしらと思っていたけど、ところがどっこい。
知れば知るほど、出会えば出会うほど、また行きたいと思う旅ゴコロ。
やちむんはね、きっと、ずっと好きだから、来年も行くと思うな、沖縄。
行ってみたい離島もたくさんあるしね。
そのための旅の資金をまたコツコツ貯めなければいけませんな。^^;