「青春の門 放浪篇」
原作:五木寛之 脚本・演出:鐘下辰男
今回東京へ行った目的のひとつめ。出演者の森美佐さんのお誘いで
北九州芸術劇場プロデュース「青春の門 放浪篇」をあうるすぽっとにて観劇。
なんというか・・・。
横っ面をパシーンとひっぱたかれたような衝撃を受けました。
お話の内容などはとっても有名な原作なのでここで書くまでもないでしょうから
わたしが感じたことなどを少し。
原作の持つ魅力をあますところなく描いた脚本と演出。
役者はひとりひとりが極限状態でそれぞれの役を舞台上で生きていて
そこで繰り広げられる物語は様々な感情がうねってぶつかって
客席を巻き込んで、そりゃあもう面白かった!!!
青春というにはもうだいぶ過ぎてしまったわたしですが、ましてやこの物語の
時代背景など語るにはおこがましいほど知識もないというのに、劇を観ながら
いちいち自分のことに置き換えたり、その場で語られるセリフ一言にふと涙
したりなんかして、観終わったときには心がウルウル状態でございました。
終演後は森美佐さんと、演出助手で参加していた市原さんにご挨拶。
久々の再会もうれしかったな。
次は絶対北九州でお会いしましょう!